防犯カメラの設置高さと角度ガイド|顔をしっかり映す最適な位置と注意点

監視カメラ・防犯カメラ

「防犯カメラは設置したけれど、高さ角度はこれで合っているの?」

実は、カメラの高さ・角度が数十センチ/数度ズレるだけで、顔が写らない・ナンバーが読めない・死角ができるといった“もったいない”状態になりがちです。

この記事では、玄関・駐車場・屋外・室内など目的別に、最適な高さ・俯角(ふかく:下向き角)・水平角の決め方を、図解と表でわかりやすく解説します。

📌 結論:顔を確実に捉えるなら2.3〜2.7m(屋外は〜3.5m)+俯角15〜30°が基準。
現場の動線と照明に合わせて微調整するのがベスト!

高さと角度が重要な理由

動線に対して斜め配置で顔を捉えやすくする図
図解①|視野と人物識別の関係(上から見た図)

防犯カメラの映像品質は、レンズの性能より「置き方」で大きく変わります。

  • 高さ:高すぎると頭頂ばかり、低すぎると破壊・いたずらリスク
  • 俯角(下向き角):浅いと顔が小さい/深すぎると顔が歪む
  • 水平角:動線に対し斜め45°前後だと顔・体の両方を捉えやすい

👉防犯カメラの設置場所ガイド|効果的な位置と家庭・店舗別おすすめ配置5選

場所別のおすすめ高さ・角度の基準

玄関・出入口

玄関で高さ2.5m・俯角20度で顔を中央に収める図
図解②|玄関の側面断面図
  • 高さ2.3〜2.7m(ひさしや軒下に沿わせると配線保護◎)
  • 俯角15〜25°で顔の中心が画面中央に来るよう調整
  • 水平角:動線に対して30〜45°
  • 狙い:来訪者の顔認識/荷物盗難対策

駐車場・ガレージ

対角からのカバーで車体全体とナンバーを捉える図
図解③|駐車場の俯瞰図
  • 高さ3.0〜3.5m(車体より十分高く)
  • 俯角15〜30°(車両全体+ナンバーを視野内に)
  • 水平角:駐車位置の対角から狙うと全体が入りやすい
  • 狙いナンバー判読人物特定の両立(必要なら2台で分担)

屋外(庭・通路・塀沿い)

  • 高さ2.7〜3.5m(手が届かない高さで破壊リスク低減)
  • 俯角20〜30°(遠景と足元のバランス)
  • 水平角:通路の進行方向に対して斜め
  • 補足:風で揺れる植栽や虫の写り込みを避け、光源直射を避ける

室内(玄関ホール・リビング)

  • 高さ2.0〜2.5m(天井付近/梁下)
  • 俯角10〜20°(広角で歪む場合は浅めに)
  • 水平角:侵入経路の動線が映り込む角度
  • 補足逆光窓に正対しない/白壁の反射で露出が暴れないように

比較表|場所別・目的別の最適値早見表

設置場所目的おすすめ高さ推奨俯角水平角の目安メモ
玄関・出入口顔の認識2.3〜2.7m15〜25°30〜45°ひさし下で雨だれ回避
駐車場・ガレージ車体全景+ナンバー3.0〜3.5m15〜30°対角から必要に応じて2台運用
屋外通路・庭侵入検知2.7〜3.5m20〜30°進行方向へ斜め植栽・虫・照明に注意
室内(動線)証拠記録2.0〜2.5m10〜20°動線方向へ逆光窓を外す配置

上の表はあくまでも目安ですので、必要に応じて数値は現場で±微調整を

設置のコツ|死角を減らす位置決め

柱の死角を対角配置で解消する図
図解④|死角の発生例と解消例(平面図)
  • 角と角:部屋や敷地の対角に置くと死角が減る
  • 重ね取り:1台を広角、もう1台を顔/ナンバー特化で分担
  • 回避物:柱・庇・看板・植栽が視界を切らないラインを選ぶ
  • 配線動線:雨樋・梁・軒裏を使い、露出最小で劣化防止

👉監視カメラの選び方ガイド|初心者向けに有線・ワイヤレスの違いとおすすめタイプを解説

夜間・逆光への対策

  • 赤外線(IR)反射:壁・雨どい・白い看板の近くはIRが返り白飛びしやすい
  • 光源正対NG:外灯・車のヘッドライト・朝夕の太陽に正対しない角度
  • WDR/デイナイト活用:逆光が強い玄関ではWDR(ワイドダイナミックレンジ)搭載機が有利
  • 照明補助:エントランス照度が不足なら人感ライトを併用

よくある失敗例とチェックリスト

失敗例

  • 高さ4m以上頭頂ばかり/人物識別が弱い
  • 俯角40°以上顔が歪む/遠景が入らない
  • 光源に正対して逆光・フレアで画質低下
  • IRが庇・壁で反射し、夜間が真っ白に
  • 虫・クモの巣で検知誤作動(ライト近くは特に)

設置前チェックリスト

  • 目的は「顔」「ナンバー」「広域」のどれ?(必要なら2台で分担)
  • 高さは場所別基準内?(玄関2.3〜2.7m/屋外〜3.5m)
  • 俯角は15〜30°の範囲?(室内は10〜20°)
  • 水平角は動線に対して斜め
  • 逆光・光源正対を避けた?
  • IR反射のリスクが低い位置?
  • 配線・防水・固定強度は十分?(屋外は結束+自己融着テープ)

まとめ:高さと角度で“見逃さない”映像に

  • 高さは「玄関2.3〜2.7m」「駐車場3.0〜3.5m」が基準
  • 俯角15〜30°(室内は10〜20°)、水平角は動線へ斜め
  • 死角対策逆光・IR反射の回避で、実用映像が安定
  • ✅ 迷ったら広角+特化の2台構成で“証拠”を確実に

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